イタリアをユーレイルで旅する

利用できる路線：

ユーレイルパスが使えるのは、トレニタリア（Trenitalia、旧国鉄）、トレノルド（Trenord）、SADの全路線と、オーストリア連邦鉄道（ÖBB）が運行するインターシティ バス（IC バス）です。
テロ（Thello）の路線では、割引を利用することができます。
イタロ（Italo）、ロシア国鉄（RZD）、カラブリア鉄道（FdC）、サルデーニャ鉄道（FdS）、スド・エスト鉄道（FSE）などでは、ユーレイルパスを利用することができません。
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座席予約と追加料金：

日中の列車：トレニタリアが運行する「レ フレッチェ（Le Frecce）」高速鉄道（フレッチャロッサ（Frecciarossa）、フレッチャルジェント（Frecciargento）、フレッチャビアンカ（Frecciabianca））では座席予約が必要です。また、フランスへ向かうTGVやテロ（Thello）の列車、スイスへ向かう EC 路線、ベネチア（Venice）からウィーン（オーストリア）へ向かう EC 路線、ベネチアからクラーゲンフルト（オーストリア）へ向かうインターシティ バスでも、座席予約が必要です。
ボローニャ（Bologna）、ベネチア、ベローナ（Verona）の各駅からミュンヘン（Munich、ドイツ）へ向かう EC の列車では、車内で追加料金を支払わなければなりません。国内のインターシティ路線では、座席予約が推奨されます。
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夜行列車：ユーレイルパスは、全ての夜行列車で利用することができます。ただし、ロシア国鉄（RZD）が運行するモスクワ（ロシア） - ニース（フランス）間の夜行列車では、利用することができません。
国際路線の夜行列車では座席予約が必須で、国内路線の夜行路線でも座席予約が推奨されます。
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知っておくと良いこと：

イタリアの鉄道網は密度が高く、主要路線や高速鉄道を走る列車は速くて、信頼性も高いです。高速鉄道の列車では座席予約が必須なので、予約料金を節約するために、事前にルートを予定し、短い距離の移動では他の列車を使うことをおすすめしています。最も重要な路線は、タリン（Turin）から、ミラノ（Milan）、ボローニャ、フィレンツェ（Florence）、ローマ（Rome）、ナポリ（Naples）を経由し、サレルノ（Salerno）まで、南北に走る最高時速 300 キロ高速鉄道路線です。その他の重要な路線は、国の東部や西部を地中海沿いに走る路線や、ベネチアからミランやボローニャへ向かう路線です。さらに、より農村部に近い地域へは、地方路線が伸びています。

トレニタリアの全路線の時刻表は、当サイトのスケジュールプランナーやユーレイル アプリに全列車の発着時刻が含まれているため、そちらからご覧いただけます。国ごとのスケジュールプランナーから発着時刻を確認することもできます。民間鉄道会社の発着時刻については、各鉄道会社のウェブサイトをご確認いただくことをおすすめしています。

旧国鉄であるトレニタリアの高速鉄道以外にも、民間鉄道会社が運行するイタロ（Italo）の路線があります。ユーレイルパスはこの路線で利用することができません！他にも民間鉄道会社が多くあり、ほとんどが各社所有の線路を走っています。これらの民間鉄道会社の路線のうち、ユーレイルパスが使える路線はごくわずかで、利用する場合には別途チケットを購入する必要があります。ただし、運賃がとても高いということはありません。

イタリアからは多くのフェリーが出ています。ギリシャ行きのフェリーは、ユーレイルパスで利用することができます。他には、例えば、ドブロブニク、スプリット、ザダル（以上、クロアチア）、バール（モンテネグロ）、ドゥラス（アルバニア）、バルセロナ（スペイン）などへ向けてフェリーが運行されています。

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